震災から3週間たったようです。
それでも、状況がどうなのかってテレビの向こう側を見ているだけではわからない事が多いです。
少しでも復興は進んでいるのでしょうか。


最初のニュース報道があった際に、被災者の女の子に向けられたマイクに
『おうちがあって、家族がいて、ご飯を食べていて、それがどんなに幸せなことだったかわかった』
と告げていたことがあり、衝撃をうけたことを覚えています。
それはとても気付きにくく、でも大切なことであるのに間違いはありません。
でも、あの年の子供に気付かせたくはないと感じてしまいました。
何事もなく大人になり、そうしてふと自分はとても幸せに育っていたのだと、そう思って欲しかった。
大事な事に気付くのが、大事なことを失ってからでは悲しい。
そして人は時にわがままになることだってあるけれど、それは決して罪じゃない。
そう信じています。

実は4月に資格試験を受ける予定だったのですが、今回の震災で延期になりました。
今日その連絡を受けて、勉強に費やせる時間が増えたのは純粋に嬉しいのですが、それとは別に複雑な気分でした。
それにしても、4月の大きな予定がなくなったので京都の桜でも見に行こうかしら。

そうそう、今からお金を貯めて、と復興した東北へ観光へ行きたいです。ただ、東京よりも北というのはさすがに遠いです。小さな頃に盛岡の従妹達が遊びに来てくれていたのですが、今考えると本当に遠い場所でした。

ダッシュ村はどうなってるんだろうか…。あの優しい人達は無事なんだろうか。

仕事で使用している宅ファイルのサービスでポイントを募金出来ると記載があったので、当然だ！とクリックしたら100ポイントしか溜まっておらずしょんぼりしました。
会社でも義援金を集める活動をしておりますが、やっぱり少しでも多くと欲張ってしまいます。
ストアとかコンビニの募金箱に（ちょっとでも）入れるよう心がけをしてます。
きっと、これから生きていく人々には長い支援が必要なはず。救済活動など出来ないけれど、寄り添うように心を寄せていくことはきっと出来ますよね（微力なので…すみません）
ところで、こんな山陰でも様々な物資が少なくなっています。
被災地で消費される為なら（喜んで！）ですが、ただの買い溜めになくなっているのなら悲しいです。
本当に必要な方々に渡って欲しいです。どうか、お願い致します。


更新しなくちゃと思い、書こうと思っているのですが、どうにも作業が進みません。
長期間書いてなかったせいなのか、心がざわついているせいなのか定かではありませんが、書きたい気持ちがあるので、少しでも書いていこうかと思います。
ただ、土曜日にでもと書いたので約束を破った事になりますよね。
待ってくださっている方がいらっしゃるのか、はわかりませんが、もう少しお待ちください。
そして、こんな時期に不謹慎なと思われる方には本当にそうかもしれません。すみません。
出来れば、許して頂けると有難いです。

地震のニュースを目にする度に、涙が出てしまいます。
人間なんて本当にちっぽけで、一瞬で引き裂かれてしまう存在なのだと改めて認識するからこそ、
自分が無力だと感じれば、感じるほど、
どうか、一人でも多くの方の命が無事であることを願わずにはいられません。
失ったものを取り戻す事なんて、誰にも出来なくて。
でも、生きていてくれるのなら、私の無力に近い微力でもひょっとしたら力になれるのかもしれない。
被災地でもなく、日常が続いている人間の戯言かもしれませんね。
今、現場で被災者の方々の為に働いてくださっているすべての方に、感謝します。
そうして救われた命に、僅かでも力になれる方法を探したいよ。